パソコンのレビューでは、よくスペックという言葉が出てきます。スペックとは性能のことでスペックが高いとレビューにあったら、優れた性能を持っているということになります。では、パソコンのスペックとは具体的にどの部分で決められているのでしょうか。パソコンは複数のパーツが組み合わさって構成されている機械ですが、その中でプログラムの処理能力に影響を及ぼすのは計算を行うCPU、データの保存と読み出しを行うハードディスクとメモリー、映像の処理を担当するグラフィックカードの四つです。
スペックが高いパソコンと評価されるのは、この四つのパーツがハイエンド、つまり高級品の機種です。どのパーツを採用したものなのかは売値に比例するので、基本的には高ければ高いほど高性能ということになりますが、そうすると、お金をあまり持っていない人は性能のいいPCを入手できないことになります。そこでこういった人たちは、使っている高級パーツは少ないものの、よく利用する処理をこなすだけなら素速く動くものを使います。たとえば、3Dゲームをよくプレイするという人であれば、現在の平均以下の容量しかないハードディスクでも特に問題ありません。
また、メモリーの性能と容量も平均的なもので十分動作します。そのため、これらのパーツにはあまりをお金をかけないようにして、その分、ゲームの反応速度と画面の美しさに影響するCPUとグラフィックカードだけを高級品にして、安価でもゲームの処理は軽いというパソコンを入手するのです。結束バンドのナイロン66のことならこちら