パソコンを使っていると、動作音が気になることがあるはずです。特に負荷をかけたときにファンが大きな音を立てて回転し始めると、それが耳障りで作業の効率も落ちてしまいます。解決するためには、ファンの回転数を落とす方法が有効です。ファンはソフトウェアで制御することが可能で、マウス操作だけで回転数を落とすことが出来ます。
さらに、ハードウェア的にファンの動作を制御するパーツも販売されています。現在では、スマートフォンのアプリを使って音量を測定することが出来るようになっています。音量の単位はデシベルです。一般的には40デシベル程度の動作音で、これは静かな住宅地や図書館での音と同じくらいの音量だと言えます。
動作音が気になる場合、50デシベル前後である場合が多いです。これはエアコンの室外機と同等の騒音です。静かだと感じられるのは30デシベル程度の音で、これは深夜の郊外やささやき声くらいの大きさです。ソフトウェアやハードウェアでファンの回転数を落としたら、必ず確認しなければならないのがパソコン内部の温度です。
ファンの回転数を落とすと、発生した熱を外部に逃がす効率が落ちることになります。温度が高くなると動作が不安定になるので、温度測定ソフトを使って温度を測り、動作が不安定にならない程度に動作音の大きさと温度の低さがかみ合うバランスの良い設定に調整することが大切です。静かなパソコンだと、作業効率が大幅に上がります。調整を繰り返して静かな動作音にしましょう。